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2月に入り、LA近郊は桜も咲き始め、春の訪れを感じられます、
コロナ前ですと、桜を見ながらのんびり、気長に物件探しができるシーズン・・だったのですが、LA近郊のコロナ後の今は1件に対して複数オファーが当たり前、2,3日で成約・・というケースも珍しくありません。
それでも1月のカリフォルニア州マーケットは高止まり、一応冬のマーケットらしく少しだけ販売価格中央値は下がりました。しかし、販売戸数の状況をみる限り、バイヤーはここぞとばかりに動き始めておりますので、2月以降も下落傾向?とはいかないかもしれません。
2022年1月のカリフォルニア不動産マーケット情報が更新されましたので、みていきましょう。
販売価格中央値 昨年比9.4%上昇
2022年になり、調整局面になるかと思いきや、
1. 買い替え需要減少に伴いリスティングも減少傾向
2.1.に伴う販売在庫の不足
3. 冬のマーケットの中高止まり
という状況でした。
さて、一昨年からの販売価格中央値の推移を詳しく見ていきましょう。
戸建販売価格中央値
2020年6月$626,170 (コロナ禍 行動制限中)
7月$666,320 (コロナ禍行動制限中)
8月 $706、900記録更新!(ロックダウン解除)
▶▶▶▶ 9月$712,430 続いて記録更新
10月 $711,300
11月 $699,000 ▶▶▶▶ 冬のマーケットへ
12月 $717,930 ▶▶▶▶ 記録更新!
2021年1月 $699,890 ▶▶▶▶ 冬のマーケット再突入
2月 $699,000 ▶▶▶▶ 冬のマーケット ほぼ下がらず
3月 $758,990 ▶▶▶▶ 春の活況期突入へ
4月 $814,010 ▶▶▶▶ 春の活況期!
5月 $818,260 ▶▶▶▶ 春の活況期ピーク
6月 $819,630 ▶▶▶▶ 春の活況期ピーク 継続!
7月 $811,170 ▶▶▶▶ 鈍化傾向へ?
8月 $827,940 ▶▶▶▶ 高額物件好調により上昇
9月 $808,890 ▶▶▶▶ 鈍化傾向へ?
10月 $798,440 ▶▶▶▶ 鈍化傾向
11月$782,490 ▶▶▶▶ 鈍化+冬のマーケットへ
12月$796,570 ▶▶▶▶ 鈍化+冬のマーケットへ
★一年で約10万ドルの上昇!!
これが米国不動産のすごいところですね。
2022年1月$765,580 ▶▶▶▶ 冬と夏のマーケットの二極化
販売戸数は冬のマーケットらしく?昨年より減少傾向でした。
販売戸数
⇒12月 429,860戸 前年比 -15.7%
⇒2022年1月 444,540戸 前年比 -8.3%
前年比減ですが、過去の推移をみますと、販売戸数としては高水準です。
成約までの日数
約12日!
販売開始からすぐに売れてしまう現状は、以前続いていますが、少し
成約までのスピードが鈍化
傾向です。内陸部の販売が他地域と比較してスローなため、その影響がでたものと思われます。
都市部では継続的にリスティングすると1週間ほどで成約となる傾向は続いています。
販売在庫の期間はわずか1.8か月
先月よりも若干の改善がみられましたが、引き続き在庫不足です。
販売希望価格に対する成約価格の割合 101.2%
販売価格よりも1.2%高値で成約!
【ポイント】
アップデートされている手ごろな価格帯は、購入オファーが複数入り、必然的に価格も上昇して成約、となる傾向は続いています。
2022年の予想ですが、FRBによる利上げは確実といわれるなか、販売される絶対的な戸数が増えない限り、来年も大きな崩れはないと思われます。
今後も販売価格の上昇が見込めるので、金利上昇に関わらず早めの購入競争が続くでしょう。
2022年の大胆予想はこちら▼
この不動産活況を支える要因としては、
経済状況の改善ー時給アップと雇用条件の改善
です。
現在の米国不動産マーケットは、
とにかく動きが速いこと&資金力!
在米の方は、資金の準備と書類の準備をしていきましょう。
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