【不安定な金利時代にこそ考えたい】経験豊富なローンオフィサーが勧める「繰上げ返済」という最善の節約法
- AKIVARK
- 4月10日
- 読了時間: 4分
更新日:4月10日
いつも当サイトにお越しくださり誠にありがとうございます。
先月末よりトランプ関税や株価の変動のニュースがもちきりですね。将来の不安をかかえる方も多いと思います。アメリカの住宅ローンも激しく変動していましたので、「今は買うべき?借りるべき?」「金利が下がるのを待った方がいい?」そんな声を、多くのお客様から日々いただいています。
しかし、金利の上下を読み切ることは、プロでも難しいのが現実です。だからこそ――**「いま、できる最善の節約方法」**を知ることが何よりも大切です。
その一つが、**繰上げ返済(Prepayment)**です。
✅ 繰上げ返済とは?
毎月の返済とは別に、元本を前倒しで返済する方法です。これにより、将来的に支払うはずだった利息が減り、トータルの支払い総額を減らすことができます。
金利が高いときほど、この「利息節約効果」が大きくなるのがポイントです。
🔍 こんなシミュレーション結果も
例えば以下のような前提で、5年後に売却した場合のシミュレーションを行いました:
ローン金額:$560,000(購入価格 $700,000, 頭金20%)
金利:6.5% 固定30年
不動産価値(5年後):$894,000
繰上げ返済:年に $2,000 / $5,000 / $10,000 / $15,000 を実施
年間繰上げ額 | 利息節約額 | キャピタルゲイン | 合計節約効果 |
$2,000 | 約$20,000 | 約$194,000 | 約$214,000 |
$5,000 | 約$44,000 | 約$194,000 | 約$238,000 |
$10,000 | 約$68,000 | 約$194,000 | 約$262,000 |
$15,000 | 約$87,000 | 約$194,000 | 約$281,000 |
売却価格は同じでも、繰上げ返済をすることで手元に残る金額に大きな差が出るのがわかります。
💬 経験豊富なローンオフィサーの視点から
私はこれまで数百件におよぶ住宅ローンのご相談を受けてきました。「金利が高いから…」と今をためらう方もいれば、「返済をコントロールして資産を育てる」戦略をとって成功された方もいます。
繰上げ返済は、金利の変動に左右されず、確実に節約効果を生む数少ない方法です。
住宅ローンは、単なる「借金」ではなく、人生の資産形成戦略の一部。だからこそ、「支払い方を工夫する」ことで未来を変えることができるのです。
📝 最後に:今できる一歩を踏み出すために
✔️ 将来売却予定がある
✔️ 手元資金に少し余裕がある
✔️ ローンの支払いを賢く減らしたい
そんな方には、繰上げ返済という選択肢を、ぜひ検討していただきたいと思います。
ご自身のライフプランに合わせたシミュレーションも可能ですので、お気軽にご相談ください。
不安定な時代だからこそ、今できる「確実な節約」から始めましょう。「借りる」から「育てる」へ――住宅ローンとの向き合い方が、未来の資産を大きく変えていきます。
Takashi Akiba
DRE 01219874 NMLS 354170
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初めての不動産購入の方、何から始めればよいか?住宅ローンとは?購入資金についてなど、日本語でしっかりお伝えします。ローンオフィサーのライセンスもあるので、ローンについての説明も的確です。
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