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アメリカでは例年3月ごろから春のホットマーケットに入ります。お子様の学校区への引っ越しや学生の夏休み前に合わせて引っ越しを計画する家庭が多いからです。
ロサンゼルス・オレンジ・サンディエゴカウンティでも例外ではなく、販売開始となる物件が増えてきました。
【FAQ 今年こそ物件価格は下がりますか?】
答えは・・
NO!でしょう。
その理由は、販売在庫の少なさです。
一昨年から住宅ローン金利が、高めに推移しているので、買い替え需要が極端に減りました。そのため、セラーの売り控えが起こり、販売在庫が少なく、価格の下落が抑えられてきました。2024年2月のカリフォルニア不動産協会のデータからわかるように、ピーク時のおよそ1/3です。
経済がクラッシュしているわけではないので、潜在的に購買力のあるバイヤーは多くいます。
ただ、住宅ローン金利の高さが購買力を制限している、といる状況です。
人気のエリアの物件を狙っていて、マルチプルオファーを避けたいバイヤーは価格を抑えめで購入しています。
この価格抑えめとはいっても、Asking Priceよりも低く値下げされて買っているか、というとそうではありません。
ピーク時と変わらず、マルチプルオファー、3-10%は高めでオファーアクセプトされている物件が多く見受けられます。
たとえば、Median Priceの一戸建て、およそ$800,000で計算してみましょう。
3%up・・・$24,000
5%up・・・ $40,000
10%up・・$80,000
数万ドル高めになるわけですから、頭金を多く用意していないと、ローン金額も多くなり、より健全なファイナンス=収入が求められます。
コロナ後、住宅ローン金利が高めで推移していますが、価格の下落は季節性があり抑えられています。
今年は逆に価格がより高くなることが予想されます。
弊社のローンオフィサーの予想によると、今年の住宅ローン金利は6%後半ですが、
―FRBの利下げは5月以降
-その後一時、5%後半に下がるだろう
↑カリフォルニア不動産協会の予想では、戸建て価格は、5.7%上昇(+$45K)
こればかりはタイミングですが、住宅ローン金利が下げ傾向がみえた時点でこれまで以上に物件価格も上昇するでしょう。
そのタイミングに合わせて、準備が必要です。
ご参考:購入前の準備について
TAX Return前に仮審査を行いたい方、日本からのご資金移動をして購入されたい方は特に準備が必要ですので、お気軽にお問合せください。
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