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バイヤーの皆さんにとって、最適なタイミングでの不動産購入ができるか、気になりますよね。
今話題の"Chat GPT"に、カリフォルニア不動産の物件価格は2023年11月から2024年3月にかけて、まで何パーセント下落しますか? とChat GPTに質問してみました。
その答えはこちらでした。
私の知識は2022年1月までのものであり、将来の不動産価格の変動について正確な予測を提供することはできません。不動産市場の価格は多くの要因に影響を受け、予測するためには市場の専門家や最新のデータを参照することが必要です。カリフォルニアの不動産市場は常に変動しており、地域や市場セグメントによっても異なることがあります。不動産エージェントや専門家と協力して、最新の情報と予測を入手することをお勧めします。
Chat GPTで分析するデータが2022年1月まで!
と想像以上に古かった(笑)
2023年11月から2024年3月までは冬のマーケット突入しますが、物件価格が下落する可能性について、下落率の予想を弊社リサーチャーによる分析をこちらでご紹介いたします!
まず、カリフォルニア不動産マーケットの現状を押さえておきましょう。
2023年9月の販売価格中央値は、$843,340で、昨年比3.2%上昇しています。
販売在庫消化までの期間はコロナ前に近づき、2.8か月
販売開始物件は、昨年よりも低い水準です。
しかし、8%台に上昇した住宅ローン金利の影響で、販売戸数は前年比28.5%減少しています。
すでに買い控え傾向、販売戸数景気停滞モードのように感じます。
Source: CALIFORNIA ASSOCIATION OF REALTORS® 提供のデータを弊社で追記・加工
なぜ価格が下落していないのか疑問に思うかもしれませんが、
それは、
販売開始戸数が、コロナ前の半分程度
しかないことが主な要因だからです。
Source: CALIFORNIA ASSOCIATION OF REALTORS® 提供のデータを弊社で追記・加工
そのうえで、2023年11月から2024年3月にかけての下落率を予測してみましょう。
弊社の予測では、カリフォルニア全体で
およそ5%程度の下落が予想されます。
リーマンショックの折には、およそ2-30%の下落でした。その理由は、ローンの審査基準が緩かったためです。
Source: CALIFORNIA ASSOCIATION OF REALTORS® 提供のデータを弊社で追記・加工
しかし現在は、
ローンの審査基準が厳格化されている
人気のあるエリアでは高所得者層が多く、潜在的なバイヤーのファイナンスは崩れていないことにより需要が堅調
供給不足
が下落率を抑える要因と考えます。
大都市圏や不人気エリアでは10%以上の下落
が見込まれる一方、
中小都市や郊外の人気エリアでは5%以下の下落が局地的に発生するかもしれません。
例えば、サンフランシスコやロサンゼルスなどの大都市圏で治安の悪いエリア、もともと人気のないエリアでは、購買意欲があっても、購入するファイナンスに火災保険の高騰や高い住宅ローン金利が影響するバイヤーは買い控える傾向は続くでしょう。
人気エリアの特徴は、
学区が良い
治安が良い
ビジネスが多い
例えば、オレンジカウンティやトーランス市の一部です。
以上のことから、少しずつカリフォルニア不動産の需要が減少し、供給が増加していくは考えられます。しかし、
まだまだ販売在庫の水準はコロナパンデミック前の半数程度ですので、
下落幅は抑えられるでしょう。
では、このような状況下で、カリフォルニア不動産を購入するべきかどうかという問題ですが、以下の2つのタイプの人にはチャンスだと言えます。
1. 長期的な投資目的でカリフォルニア不動産を購入したい人
2. カリフォルニアに住むことを希望する人
これらのタイプの人にとっては、物件価格が下落することで、より安く購入できる機会が生まれます。また、カリフォルニアは経済や文化などの面で魅力的な州であり、将来的には回復力を発揮する可能性も高いです。したがって、長期的な視点で見れば、カリフォルニア不動産購入は資産形成のためには価値のあることだと言えます。
一方で、以下の2つのタイプの人には注意が必要だと言えます。
1. 短期的な利益を求める投機目的でカリフォルニア不動産を購入したい人
2. カリフォルニア以外に住むことを検討している人
これらのタイプの人にとっては、物件価格が下落することで、損失を被る可能性が高くなります。また、住宅ローンを組んで購入する場合、金利が高いために支出と賃料収入のバランスが悪くなる可能性が高くなります。したがって、短期的な視点で見れば、カリフォルニア不動産はリスクが高い投資だと言えます。
これはあくまで予想であり、将来的な物件価格や市場動向を保証するものではありません。カリフォルニア不動産を購入するかどうかは、各自の判断と責任において行ってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
さらに詳しく情報を知りたい方、リアルターをお探しの方、住宅ローンについてのお問合せなどお気軽にお問合せください。
次回もお楽しみに!
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