独自マーケット分析ー「投資家にとって活況か?」
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  • 執筆者の写真AKIVARK

独自マーケット分析ー「投資家にとって活況か?」

様々なニュースでは、景気動向や現状に関して言われています。


失業率が下がった!

リーマン以上ではないか?

いやいや今は復調している途中だ!


不動産市場も同様に、

全然売れない!

値段が下がった!

販売数は30%もダウン!


リアルターさんによって意見も様々です。


私どもの展望や分析を他の記事でもお伝えしていますが、

良学区+都市部エリアによっては活況
2-60万ドル台の価格帯は好調
安定収入のあるバイヤーは良物件を狙っている

と、販売件数は減っていますが、在庫不足と低金利の影響である価格帯では10日ほどで成約する状況です。

反面、リノベされてない物件や不人気エリアでは、値下げして売却というケースもあります。


こちらの記事でも同様のことを伝えています。


★そのほかポイントとして、以下なようなことを述べています★

6月第一週の「販売件数」は前年比25%=販売在庫不足

この時点で在庫不足でしたが、3月第二週までには前年比16%落ち込んでいましたので、

減少幅が広がりました。これが販売在庫の減少の原因です。

「販売件数の減少」の反面、「販売価格が上昇している」

ことが、リセッションに反した現象である、また、悲惨な状況ではないと述べています。


例年はこの時期が一年で一番活況となりますが、これは学区の良いエリアに引っ越したい人が多いこと、販売件数が増えるために気に入る物件が探しやすいという実情が関係しています。


今年はコロナパンデミックの影響で、3-5月に購入したくてもできなかったバイヤーが

遅れたこの時期に購入しようと動き出しています。


結果として、

良物件には複数のバイヤーが集中し、価格が引きあがってしまうのです。

この一文に大きくうなづいたのですが、


“For lower-priced and medium-priced homes, multiple offers will be fairly common. On the luxury end, some price reduction will be required because there’s plentiful inventory.”


低価格から中間価格帯に関しては、複数の購入オファーが集まる
ラグジュアリー物件(高価格帯)に関しては、供給過多のため、値引きして売られるだろう。

各エリアで平均販売価格が減少しているのは高価格帯の減少額が大きいからと思われます。

カリフォルニア州不動産協会発表の5月のデータをみてみましょう。


地方都市では、低価格帯が多いため、見た目の価格の増減のインパクトはあまりありませんが、

販売価格としては下落していないことがわかります。=記事中のリセッションではないという理由の一つ。


注目すべきはこのグラフ↓です。

ほぼ成約件数率がコロナ前まで回復してきています。


このグラフからも5月に入って、かなりの成約が回復してきているのがわかります。



不動産市場で致命的になるのが、

販売件数の減少よりも供給過多による価格下落

です。


現在は、販売件数の下落はみられますが、価格の下落は、季節変動レベルの3-4%減です。

投資家の方にとっては購入のタイミングは?
手ごろな価格帯が下落してくるだろう時期
ずばり、9月から来年初めにかけてです。
8月までに住宅ローン支払い猶予があるので、9以降の動向を見ていきましょう。

カギは

雇用増=失業率が改善するか?
経済状況の改善

本日、6月18日発表の、米景気先行指標総合指数が

前月比2.8%アップもしています。



それでも、どの程度下落率があるかは・・・・です。



以上、現地エージェントによる独自分析でした。


そのほか

将来の資産運営をご検討の方、

融資、購入、管理、売却後の資産運営などをワンストップで行い方

現地のプロフェッショナルエージェントをお探しの方


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#アメリカ不動産

#カリフォルニア不動産






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