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昨日、11月30日に全米リアルター協会(National Association of Realtors)から発表された、
10月の中古住宅販売仮契約指数は、前月比1.1%で、128.9と、9月に続いて低下しました。
この指数は全米の指数なので、地域によって少し差がありますね。
―南部 プラス0.1%
―西部 ±0
―北東部 マイナス5.9%
―中西部 マイナス0.7%
パンでミンクに伴う在宅勤務の広がりにより、郊外や人口密集地以外で住宅需要が急増、ということもありますが、、、、、
ここで誤解しがちなのが、郊外だけが活況で、都市部は下落、ということではありません。
(あまりにも治安が悪化している地域は別ですよ。)
史上最低レベルの低金利
が一番の理由でしょう。
都市部である、ロサンゼルスカウンティやオレンジカウンティでは、変わらず活況です。
現在住宅を購入している人のパターンとして、以下のようなことが考えられます。
1.今持っている家を売り、ワンサイズ上の家を購入するというパターン
2.ファーストバイヤーが購入するパターン
3.他州や他国に移住するために売り、または買うパターン
米国では約6年で買い替えることは普通ですから、家を買うというモチベーションの中では
低金利というのは最も魅力的
な要因でしょう。
将来必ず価値は上昇しますから、低金利の今のうちに大きな資産をつくっておこう、というのは
アメリカ人ならではの戦略です。

コロナ後の様々な変化は予想されますが、いずれ人々は都市部に戻るのでは?とリサーチャーは考えています。