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執筆者の写真AKIVARK

前回のリセッションと今回コロナパンデミック不動産市場への影響、何が違うか?

弊社ローンオフィサーは、このコロナパンデミック後の不動産市場への影響は

前回のリセッションと全く違う!急な暴落はない!

と言っています。


当ブログでも、見極めるのは7月からと申しております。


では、何が違うのか?Zillow Reserchから比較しやすい資料がでていましたのでご紹介いたします。


前回のリセッション前は、サブプライムローンなどが活況で、多くの住宅が販売されていました。そのため、在庫過剰に陥っていたところに、世界的金融危機が起こります。


1.在庫=Inventoryが圧倒的に今回は少ない=暴落しにくい

リセッション前の在庫が増加から急落しているのは、不動産価値の下落に伴うものです。

現在の在庫はかなり少ないために、良物件には集中して購入オファーが入り、結果価格が引きあがっているケースがみられます。


2.圧倒的に違う住宅ローン商品の割合


前回は、サブプライムローンや変動金利、インタレストオンリーのような住宅ローンが増加。

フルローンも存在していました。


しかし現在は、少なくとも頭金20%以上は推奨される

30年ローンが主流になっています。


政府保証ローンもそうですし、各金融機関も頭金の少ないローンは敬遠しています。

20%以下のローンの場合は、金融機関のリスクを下げるために、
モーゲージインシュランスという保険をつける条件や
レンダーペイドモーゲージインシュランスという金利を引き上げて取り付ける条件

が付いてきます。


これらローンの商品は支払い負担は大きくなってしまいますので、いざという時に、支払い困難に陥ることも頭にいれなければいけませんね。


注)―これは弊社ローンオフィサーの意見ですー

今回はコロナウイルス感染拡大に伴う経済活動が制限されている状況です。根底的な金融危機ではない、というのが弊社ローンオフィサーの意見です。

早急な経済活動の支援や復活が今回のリセッションを防ぐ方策です。それをトラン政権は対策しているところと認識しています。

このように、前回とは違うリセッションの状況ですので、7月以降の市場の動きを注視していきましょう。


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上記資料引用

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