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全米リアルター協会(NAR)から8月27日に発表された
7月の中古住宅販売仮契約指数は、3か月連続上昇
前月比5.9%上昇の122.1
でした。前年比は15.5%アップで、各州ともに、販売数、販売価格ともにV字回復をしているとのことです。2001年の指数を100としています。
ロイターの日本語記事はこちら↓
地域別の前月比をみてみますと・・
南部 0.9%↑ テキサス州 ジョージア州など
西部 6.8%↑ カリフォルニア州 オレゴン州など
北東部 25.2%↑ ニューヨーク州 マサチューセッツ州など
中西部 3.3%↑ イリノイ州 インディアナ州など
コロナが収まってきている地域の仮契約は増えている傾向です。しばらく続くとみられる、在宅勤務のため、少し広めの家に引っ越す、というバイヤーが地方に多くみられるとのことです。
購買意欲は継続している間違いないと思われます。
6月から販売数、販売価格ともにV字回復をみせている米国不動産市場。弊社提携金融機関は
大変な大忙しです!
「販売仮契約」=売買にかかわる手続き完了ではありません。
契約手続き中、といった方がわかりやすいでしょうか?
弊社ローンオフィサーの解説
契約手続き=成約ではありません。完了までの銀行や金融機関の審査状況によっては、審査に落ちて別のバイヤーに契約がうつったり、売却を売るのをいったんあきらめる、というセラー(売り手)さんもいます。
ローンの審査はとても厳しくなっており、特に自営業やレストラン業、サービス業の方は確実な収入や経営状態でないと、審査が通りません。
ここがリーマン前後の市場と違うところです。
他記事や、過去にも申し上げている通り、一番大きな要因としては雇用が回復傾向にあることと
住宅ローン金利が低金利
ということでしょう。
「中古住宅販売仮契約は1─2カ月後に販売取引が成立」しますので、
来月発表 8月、9月の米中古住宅販売件数の数値に注目です。
全米リアルター協会の発表はこちら↓
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