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執筆者の写真AKIVARK

【カリフォルニア不動産マーケット 2020年9月】

いつも当サイトにお越しくださり誠にありがとうございます。


昨日、トランプ大統領がカリフォルニア州オレンジカウンティを訪れました。

カリフォルニア州は民主党が強いと言われる州でありますが、オレンジカウンティは共和党が強い、

珍しい!カウンティです。

しかし、昨日は、民主党が強いエリア(ロサンゼルスの北)からも多くのトランプサポーターが車列をつくり、オレンジカウンティ方面へ向かっているのを目撃しました!


なぜオレンジカウンティでトランプ大統領=共和党が支持されているか?


「経済対策」

です。

続きは、オレンジカウンティのページで。


さて、9月のカリフォルニア州不動産マーケットが発表になりました。

V字回復!

グラフの通り、戸建て販売数、販売価格ともに、きれいなV字回復をみせています。


トランプ政権の政策でもありますが、低金利がバイヤーの購買意欲は

高いレベルで継続しています。


・6月から、販売在庫不足が加速

・価格帯によっては、販売価格よりも高値で成約される

・健全なファイナンスのバイヤーによる購入⇒ここがポイント


年末までこの傾向は続くかもしれません。

一部のカウンティでは、頭打ちもみられますが、もし、上記の要因が来年2021年も継続されるようであれば、
「無理をして買う必要はない」

とローンオフィサーは言っています。


中古物件販売数 
7月昨年比 プラス6.4% → 8月 昨年比 プラス14.6%
⇒9月昨年比 プラス21.2%

販売価格中央値 
7月 昨年比 9.6%↑  → 8月 昨年比 14.5%↑
⇒9月昨年比 プラス17.6%↑

戸建販売価格中央値 6月$626,170 ー> 7月$666,320->
8月 $706、900記録更新!
▶▶▶▶ 9月$712,430 続いて記録更新

現在、4か月連続でコロナパンデミック中にかかわらず、販売価格中央値が高値更新中!

6月から約9万ドルも上昇中!

日本では絶対にありえない現象です・・


経済的にも、家計的にも安定してきているあらわれでもありますが、

「今買っておこう!」

というバイヤー心理が働いています。


販売戸数も住宅ローン金利の低下の影響もあり、大変増加しています。

販売戸数 
6月 339,910戸 ⇒ 7月 437,890戸          
⇒8月 465,400戸  前年比 14.6%
⇒9月 489,590戸  前年比 21.2%

成約までの日数

約11日!





【前月8月はこちら▼】



販売在庫の期間は、わずか2.0か月



販売開始から成約までの日数 11日

販売希望価格に対する成約価格の割合 100%
=ほぼ値引きなし 

【銀行の貸し出し状況はどうなっているか?】
・低金利続く今が買いのチャンス! 平均約2.89%!


8月の記事でもご紹介していますが、どの銀行も現地在住者向けの、購入のためだけではなく、リファイナンスも多いため、ローン申請が多すぎて、契約完了まで平時以上に時間がかかっている状況です。

反面、コロナパンデミック中ということもあり、

ローン審査が大変厳しくなっています。
大前提は、1,安定した雇用  2.安定した収入

失業保険をもらっている人や、ローンの支払い猶予を申請している人のリファイナンスやローンでの購入はほぼ不可能です。



カリフォルニア州においては、ショッピングモールや各店舗、レストランの店内飲食も満席の25%制限で営業許可が出ています。

そのため、労働者階級の収入の安定がこれからの課題になると思われます。


次いでカギになるのが


固定資産税の支払い・・・第一期 12月10日まで猶予

ここで売り急ぎたい物件が出る、または年明けから売り急ぎたい物件がでることによって

供給過多になるかも、見極めたいところです。



「テナント賃貸滞納されている、または問題を抱えているマルチファミリー」は、市場の物件を見る限り、変わらず売れにくく、値下げ傾向にあります。=不動産価値から大きく下がっているわけではなく、数%程度の値下げ程度です。



【今後の展望】

来月の大統領選後の景気対策次第!


住宅物件は、価格が頭打ちになることは考えられますが、好条件の物件にはバイヤーが集中し、

その結果、さほど値下がりしないのでは?



米国不動産マーケットは、

とにかく動きが速いこと&資金力!

資金の準備がまず第一です!


そのほか主要なカウンティの情報はこちらからどうぞ!


▼オレンジカウンティはこちら▼



▼ロサンゼルスカウンティはこちら▼




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