【カリフォルニア不動産マーケット 2020年7月】
- AKIVARK
- 2020年8月21日
- 読了時間: 3分
いつも当サイトにお越しくださり誠にありがとうございます。
カリフォルニア州は、コロナパンデミックに加えて連日の猛暑が続いております。山間部では山火事のニュースがあり、日々消防の方々が消火活動にあたっています。
カリフォルニア州は山火事が多い!というイメージをお持ちの方もおられますが、ロサンゼルスエリアの投資物件の場合は、平地の都市部です。物件の立地や特徴も抑えながらおすすめしています。
さて、2020年7月のカリフォルニア不動産マーケット情報です。
6月に続き、販売在庫不足が加速している実感です。価格帯によっては、販売価格よりも高値で成約される、いわゆる「セラーズマーケット」となっています。
中古物件販売数
6月昨年比 -12.8% → 7月 昨年比 プラス6.4%
販売価格中央値
6月 昨年比 2.5%↑ → 7月 昨年比 9.6%↑
販売価格中央値 $666,320 ー>>6月に続き記録更新!
二か月連続でコロナパンデミック中にかかわらず、販売価格中央値が高値更新しました。
積極的なバイヤーが引き続き存在するということが言えます。
販売戸数も住宅ローン金利の低下の影響もあり、大変増加しています。
販売戸数 6月 339,910戸 ⇒ 7月 437,890戸 前年比 6.4%

販売在庫の期間は、2019年7月の3.2ヶ月から
2.1か月に短縮

販売開始から成約までの日数 17日
販売希望価格に対する成約価格の割合 100%
=ほぼ値引きなし なお、6月は99.5%でした。
・低金利続く今が買いのチャンス! 平均約3.0%!
・経済活動の回復は一進一退ですが…
低金利の今、そして雇用が不安定になりそうな現在、審査が通るうちに買ってしまおう!
という心理が引き続き働いているようにとらえています。
今後の不安材料としては、8月21日現在、全面的な営業再開には至っていないということです。
・美容院等再度閉鎖⇒屋外での営業はOK
・ジム再度閉鎖⇒屋外での営業はOK
・店内飲食の禁止⇒屋外での営業はOK
がされています。政府の政策として、雇用保険申請、融資等は行われていますが、
住宅市場に関しては、
8月31日までに住宅ローン支払い猶予期間が間もなく終了
9月の各社中間決算 ⇒ 不動産市場への影響?
雇用の安定は、住宅ローン申請や賃貸市場に直結しますので、経済ニュース等で視していきましょう。
また、差し押さえも現在は猶予されていますので、
差し押さえ物件増や値下げ物件の増加は9月以降へずれ込む可能性が大です。
9月にこの支払い猶予の期間が延長になるかどうかも、市場に与えるインパクトの大きさが
変わってくると考えられます。
【今後の展望】
活況となるエリア差がさらに大きくなるだろう。
(都市部と地方)
9月以降の
・住宅ローン支払い猶予期間の延長か否か
・経済活動のさらなる回復の傾向
⇒ここまでは、先月までの展望とほぼ同じ
ラグジュアリーアパートの賃料相場の下落の兆候・・
大学や新しい就職により、州外・州内からの人の移動が例年よりも少なめです。
例年であれば、活況の賃貸市場ですが、一部エリアのプロパティマネジメント会社やアパート経営の方には、影響が出始めるかもしれません。
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