AKIVARK

2019年7月4日

ロサンゼルスで地震大丈夫?ー過去の地震被害ー

最終更新: 2019年7月5日

7/4午前にカリフォルニア州デスバレーの近くを震源とした、地震が発生しました。ロサンゼルス市では震度2くらいだったと思います。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000008-reut-n_ame

ロサンゼルス市内を震源とする地震も時々ありますが、だいたい震度1-2くらいで大きな被害が出ることは少ないです。

また、日本ではマグニチュード度ともに「震度」が発表されますが、アメリカでは

「マグニチュード」のみ発表

されます。

ですので、

感覚だけで震度2くらいかな?とか震度1かな?とか経験から判断している人が多いと思います。

過去には1994年に、ロサンゼルス近郊のノースリッジで、「ノースリッジ地震」があり、被害が出たところもありました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ノースリッジ地震

当時被害が出たのは耐震基準が満たされていなかった住宅が多く、基準を満たしていた周辺の住宅はいまでも健在です。

建物の構造がしっかりしているのと、シンプルな構造ということで修理がしやすいようです。

また、アメリカの建築の良い点でもありますが、

安全基準と建築基準は日本よりも厳しい!

ようです。

ですから、築30-50年は長持ちし、売買されるのも納得です。

「とにかく配管や壁で隠れる部分の電気系統に関する市の検査は厳しいよ。」

スタッフの詩吟の先生でもある、建築士の方がおっしゃっています。

新築の場合、検査、再検査と繰り返され、完成までに一年もかかることもあるそうです。

そういう大変さから「マイホームは中古住宅!」という人が圧倒的に多く、中古住宅市場が活発な理由でもあります。

中古住宅市場が成熟し、修理費用が抑えられ、さらに不動産価値上昇と売却益が見込めるカリフォルニア不動産は、投資家の方々にとって最適な土地と言えます。